事務所通信

◇経営お役立ち◇ SMARTの法則とは?

 折からの不況により、多くの会社が厳しい経営を強いられています。会社を維持するのが精一杯というのが現状だと思いますが、今こそ自社の課題、問題点の改善に取り組んではいかかがでしょうか。そのためには、まず目標を設定することが重要です。

 目標というと、何か立派な目標を掲げなくてはとお考えの方もいるかもしれませんが、会社の「課題、問題点」を目標という形で掲げ、それを改善するためのものとして考えていただくと、設定しやすいのではないでしょうか。そして、目標設定する際の参考として、「SMARTの法則」というのがあります。

   (Specific)  ・・・・・  具体的である

   (Measurable)  ・・・  測定ができる

   (Agreed upon)  ・・  同意している

   (Realistic)  ・・・・  現実的である

   (Timely)  ・・・・・・・  期日が明確である

「頑張ります、努力します」は目標として不十分ですし、かけ声だけで終わるケースがほとんどです。この法則について、もう少し補足させていただくと以下のようになります。

 ・・・行動計画ができている

 ※目標設定と同時に、その目標を達成するためには何をしなくてはいけないのかの行動計画      を作るのが重要です。

 ・・・結果の評価ができる

 ※目標設定しても、その目標が達成できたかどうかを判断できなくては、意味がありません。数値化できるのが理想ですが、数値化できない場合には、何をもって達成したかどうか判断するかを決めておく必要があります。これを曖昧にすると努力した人が報われない結果となってしまいます。

 A・・・責任者が作成している

 ※目標達成の責任者に今の課題や問題点を抽出してもらい、それを目標として設定することにより、自分の目標であると認識していただく必要があります。その目標で良いかを、上司の方が確認していただく場も必要となります。

 ・・・達成できない目標ではない

 ※最初から高い目標を設定しすぎると、目標達成のモチベーションが維持できなくなります。最終的な目標を設定するのではなく、それを達成するための最初の一歩を目標とするところから始めるのがよいと思います。

 ・・・期日がない仕事はやらない

 ※目標に限ったことではありませんが、期日がない仕事は後回しになりがちです。Sの行動計画を工程表の形で組み込めれば、より有効的でしょう。

 厳しい状況にあるのは、他社も同様です。会社にとっての課題を一つずつ克服することが将来の会社の成長につながります。苦しい今こそ、活用してみてはいかがでしょうか。

2009.05.29

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