◇経営お役立ち◇ SWOT分析による現状の把握
「売上が落ち込んでいる」「業績が上がらない」という会社が増えている現在の情勢のなか、現状打開のために、まず自社の現状を把握してみてはいかがでしょう。それには「SWOT分析」という手法があります。
SWOT分析とは
SWOT分析とは、1960年代に考案された、組織のビジョンや戦略を立案企画する際に利用する現状を分析する手法の1つです。SWOTとは、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の頭文字をとったものです。まず、自社の努力では解決できない経済・業界の動向、市場のトレンド等の外部環境(「機会」、「脅威」)を特定し、業界の情勢を読み取ったうえで、業界での自社の経営資源である技術力、生産性、品質等の内部環境(「強み」、「弱み」)を特定して自社の現状を把握し、今後の道筋をたてていきます。
SWOT分析の手順
(1)4つ要因を特定する
外部環境 (具体例:エコ・環境対策関連商品の市場拡大等)
②脅威・・・・自社にとって不利な市場の変化
(具体例:低価格競争がさらに拡大等)
内部環境 (具体例:エコ型新商品の開発に成功等)
④弱み・・・・自社が他社より劣っている点
(具体例:独自技術が少なく、他社依存が多い等)
(2)SWOT要因から将来の成長戦略の決定
・「機会」と「強み」を活かした積極的な攻勢に出る成長戦略を練る
・「脅威」と「弱み」を検証しその分野等からの撤退を進める
・「弱み」を改善して有利な市場(「機会」)での成長を図る
・「脅威」を認識したうえで、「強み」の独自商品などで差別化戦略をとる等
2010.08.18



