事務所通信

□おすすめの本□『大恐慌入門』『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』

大恐慌入門
『大恐慌入門』
朝倉 慶 著
株式会社 徳間書店
2008年12月31日 
第一刷発行
定価:1,600円(税別)

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
『アメリカ人の半分はニュー
ヨークの場所を知らない』
町山 智浩 著
株式会社 文藝春秋
2008年10月10日 
第一刷発行
定価:1,000円(税別)

いまや代名詞のように叫ばれる「100年に1度の危機」。
書店にも「資本主義崩壊」やら「ドル崩壊」といった言葉が並んでいます。
本書『大恐慌入門』もその中の一冊。なぜこの金融危機が起こったのか、これからどうなっていくのかが比較的わかりやすく解説されています。 しかし、その内容は実に衝撃的です。

複雑化しすぎて専門家ですらよく理解できない金融商品が増え、とりあえずコンピュータに計算式を入力して取引をしているという実態。
昔のSF小説ではないですが、この資本主義の崩壊はコンピュータの反乱といっても過言ではないそうです。

実態を伴わない金額の商品が信用で売買され、まさにそのバブルがはじけようとしているのです。

90年代のいわゆる「バブル崩壊」と異なっているのはそのスピード。
10年かけて下落した株価がいま急激に1年足らずで下落しているのです。
我々には「国家は潰れないだろう」という根拠のない安心がありますが、本書を読むとちょっと恐ろしくなります。

この未曽有の金融危機の発端となったアメリカとはどんな国なのか。
『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』は普段、まったく私たちの知らないアメリカの一端を覗かせてくれます。
アメリカで暮らしているコラムニストのコラムですが、本書を読むと笑いを通り越して呆れてしまいます。

未だに残るあからさまな人種差別や国の保険制度がない医療の実情、メディアの暴走など、本当にこの国が今まで世界を牽引してきたのかと感じます。

アメリカに対する憧れをもっていると言われる日本人ですが、これを読むと考えが変わってしまうかも。

2009.04.01

□おすすめの本□『容疑者Xの献身』

容疑者Xの献身
『容疑者Xの献身』
東野 圭吾 著
株式会社 文藝春秋
2008年8月10日 初版発行
定価:629円(税別)

深まる秋の夜長に小説の醍醐味とミステリーの謎解きを味わうことのできる一冊です。
現在映画化され話題になっていますので既に原作本として読まれた方も多いと思います。
一昨年第134回直木賞を受賞したときにはミステリー大賞を合わせて受賞したり、ミステリーベストを総なめにしたので大変話題になりベストセラーとなりました。

不遇をかこっていた天才数学者が企てた完全犯罪の謎に彼の親友である物理学者が挑むという物語ですが、 このトリック解明に2度3度と読まされて確認し、最後はウーんとうなる程でした。

背景に彼の恋愛もありますので物語としてそれなりのストーリーもあり小説としても楽しめました。
既に映画を見ていてまだ原作本を読んでいない方はぜひ読んでみて下さい。活字でも充分楽しめます。まだ読んでいない方はぜひ一読をお勧めします。

何度か読み直すこと請け合いです。私は三度読みました。今度は映画も見てみます。

2009.04.01

事務所案内
原澤会計事務所
〒370-0043
群馬県高崎市高関町441-9
TEL:027-323-3803
FAX:027-323-0979
主な業務
税務申告、記帳代行、給与計算、相続対策、創業支援、
対象地域
高崎市
アクセスへ

ページトップへ